e-GOVで電子申請した書類に受付印はもらえる?監査などで使用可能?

健康診断やストレスチェックなどの申請について、産業医や企業による押印が不要になったことで電子申請できるようになりました。電子申請するためにはe-GOV(イーガブ)というサービスを利用します。

この記事では、e-GOVで電子申請した書類に労基署の受付印はもらえるのか、また監査などで使用可能かについてまとめました。

e-GOVとは

e-GOV(イーガブ)とは、デジタル庁が提供する電子申請システム。様々な行政機関への申請や届け出などの手続きをウェブサイト上で行うことができます。

e-GOVで電子申請した書類に受付印はもらえるのか

受付印が付いた控えをダウンロードできる手続は、現時点で27の届出・申請等に限ります。健康診断、ストレスチェック、産業医関連届出に関しては受付印はもらえません

受付印が付いた控えをダウンロードできる手続については詳細が記載されていません。現時点で分かっているのは、以下の3種類です。
・36協定届
・就業規則(変更)届
・1年単位の変形労働時間制に関する協定届

e-GOVで電子申請した書類は監査などで使用可能?

労働基準監督署に確認したところ、e-GOVで電子申請した書類は受付印がなくても監査で使用することができます。不安であれば、e-GOVで「申請が承認されたことが分かるページ」を印刷しておくと安心です。

会社の上司などから「絶対に受付印の入った書類が必要だ」と言われそうな場合は、紙で提出すれば受付印付き控えを入手できます。

ちなみに、受付印等に関する問い合わせをe-GOV窓口やチャットボットに聞いても、全く何の情報も得られず時間の無駄なのでオススメしません。最初から労基署へ確認しましょう

まとめ

e-GOVで電子申請した書類に労基署の受付印はもらえるのか、監査などで使用可能かについてまとめました。
健康診断やストレスチェックの届出は受付印がもらえませんが、一部手続きではもらえるものもある。監査で使用するのは問題ない。ということが分かりました。

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